「下鴨神社」社殿立替の費用捻出方法に疑問の声
景観・歴史・文化・環境・生態系などの破壊に目をつぶり、ひっそりと進行している開発計画は数多い。
世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)。その鎮守の森である「糺の森」に、8棟のマンションを建設する計画が持ち上がっている。
21年に1回「式年遷宮」を行っている。1000年近く続く、社殿を造り替える定例行事だ。これに「約30億円の費用がかかる」(同神社広報)という。
そこで神社側が考えたのが、世界遺産指定地域ではない部分に50年契約の定借マンションを建て、その賃料で費用を賄うという案だった。
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