NHK記者が業務用のタクシー券を私的に利用「感覚がまひしていた」
NHKさいたま放送局(さいたま市浦和区)の男性記者が業務用タクシーチケットを私的利用していた問題で、NHKは29日、約36万円分の私的利用を繰り返していた同局の男性記者(31)の諭旨免職処分を発表した。
NHKによると、31歳の男性記者は平成26年9月から平成27年11月にかけ、41回にわたり、約36万円分の業務用タクシーチケットを友人との食事や旅行、バイクの運転免許を取るための教習所への移動などの私的目的で利用。最高額は教習所までの約4万1千円だった。仕事の合間、バッティングセンターへの移動に使っていた記者もいた。
3人は埼玉県警記者クラブに所属。NHK内部からの通報で不正利用が発覚した。NHKの調査に対し、3人は「タクシー利用の感覚がまひしていた。どこまでが業務で、どこまでが私的利用かという線引きができていなかった」と話している。不正利用分は全額返済されており、刑事告訴は検討していないという。
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タクシーチケットでバッティングセンターへ NHKの記者を免職処分 - ライブドアニュース