ジェットスター脳性マヒ男性を登場拒否
生まれつきの脳性マヒで歩くことができず、電動車いすを利用する兵庫県西宮市の大久保健一さんが飛行機の登場を拒否されたという。
大久保さんは去年夏、出張のためジェットスター・アジア航空で福岡空港からタイのバンコクへ向かった。
その後、予約していたジェットスター便で帰国しようとしたが、チェックインして出国審査も通過した後、航空機の扉の前で待たされ、搭乗を断られたという。
登場を拒否した理由については「介助者がいない」「電動車いすのバッテリー」としている。
しかし、大久保さんはこれまでも国内線や国際線に何度も1人で乗ってきており、バッテリーに関しても事前に安全を証明する書類を送付したり、親会社のカンタス航空から車いすの搭載を承認する文書をもらったりしていたという。
大久保さんは今回の件について「障害者の差別にあたる」と主張、侵された人権に対し適切な措置をとる「人権救済」を日弁連に申し立てた。
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