東京などで震度5強 原因は「異常震域」
30日夜に小笠原諸島西方沖で起きた地震で、全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかったことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因だ。
中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下のプレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届きやすい場所にあったためだとみられる。
気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象だと説明している。
谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは陸のプレートに比べて固く、プレートの中を伝わる地震波が弱まりにくい」と指摘する。
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日本全国で揺れ、「異常震域」か…小笠原沖地震 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)