抗ガンワクチンが今後3年以内に実現できるかもしれない
数カ月前のこと、AIFA(イタリア医薬品庁)長官のルーカ・パーニは、史上初めてとなる「抗ガンワクチン」が今後3年以内に日の目を見ることになるかもしれない、
と述べていた。
ドイツの研究者たちは、彼らの研究において、「CD4ヘルパーT細胞」と呼ばれる特別なタイプの免疫細胞が、腫瘍細胞の遺伝子変異をかなりの割合で認識して、その変異をもつ細胞に対して免疫反応を解放できることを発見した。
そこで、マウスで実験したところ生存率は著しく高められ、腫瘍を縮小/消滅させて病気と戦うのに、この処置が非常に効果的だと示された。
さらに、人間の腫瘍を研究するのに同様の手法を応用している。この場合も、CD4ヘルパーT細胞によって認識される変異が数多く存在することが示されたようだ。
今後数カ月間の間に、効果を評価する臨床試験の開始が予定されている。
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新たな抗がんワクチンが3年以内に実現? 遺伝子異変を素早く見つける - ライブドアニュース