黒沢清監督カンヌで「ある視点」部門の監督賞を受賞
カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で、日本の黒沢清監督の作品「岸辺の旅」が監督賞に選ばれた。
同作品は湯本香樹美さんの同名小説の映画化で、夫婦の愛の物語を通じ生者と死者のつながりを描く。
授賞式で黒沢監督は「本当に驚いています。このささやかな地味な作品の中からひとつの輝きを審査員の方が発見してくれたんだろうと思います。そういうことが起こる場がこのカンヌ映画祭なのかなと思っています。本当にありがとうございます」と話した。
「ある視点」は、コンペティション部門に次ぐ、同映画祭の主要部門。上映作品は、主題や美学に焦点を当てて選出されている。
source